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先延ばし、後回し癖の悩みを相談

今すぐに、やらなければいけないことや、「これができたらなぁ」なんて頭に描きつつも行動できない事柄は、ずばり、今の自分自身にとって、本音では「いらない出来事」だったり、「ストレスの対象」だったりするのです。

一体どんな時に、先延ばしにしやすいのか。また、どんな行動だったら今すぐにでも行動できるかについて、カウンセラーとともに、じっくりと話し合いましょう。

先延ばしとはすなわち、やるべきことを放ったらかしにして、別の事柄に関心が向かっている状況です。

先延ばしにしがちなことといえば、勉強や部屋の片づけ、他者からの頼まれごとなど、さまざまなことがありますよね。

やるべきことや、「ああなれたら、理想だなぁ」なんてことに、どうしても関心が持てず、別のことに気をとられては後悔したり、すぐさま行動できないことで、他者から責められたりすることもあるでしょう。

人は、今の自分にとって、メリットが感じられない出来事については、なかなか行動に移せません。

一方、先延ばしにすることで、理想通りに物事が進まなくなり、「ちゃんとやっておけば良かった…」と、自己嫌悪のループに入り、自信を失うことにもなりかねません。
 

「面倒くさい」「完璧にしなければ」と思い込み過ぎると、ますます行動しなくなり、先延ばしグセが付いてしまいます。まずは、完ぺき主義を捨て、少しずつ行動していくのが、おすすめです。

「つまらない」「自由に感じられない」と感じて行動できない場合。本当にすべきことは、別のところにあるのかもしれません。

やるべきことが、具体的になっていない場合。まずは、目標を明確にして、計画をたてていく必要があるのかもしれません。
 

先延ばしをしないクセを習慣づけるためには、まずは、行動についてのワクワク感が感じられることが、必要です。

人は、何らかの行動について、明るい気持ちにならなければ、「後回しにしよう…」となってしまい、決して「今すぐしよう！」なんて気持ちには、なれません。

一気にやろうとせず、少しずつ行動を積み重ねることで、結果を生み出し、さらには「やれば、できるんだ」といった自信を育むことで、先延ばしのクセが、次第になくなっていきます。

ずばり、先延ばしのクセを直すためには、行動することの経験を重ねていくことが、カギなのです。

結果や行動について、こだわりすぎないことも大切です。理想をほどほどにすることで、先延ばしせずに、お気軽な気持ちで、行動しやすくなることでしょう。
 

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