自己評価を高めるために
「自己」とは、自分自身によって認識している考え方やあり方、感情など、主観的にとらえている
「自分自身そのもの」のことであります。
生まれたばかりの子というのは、「何の影響もうけておらず」「何の体験もしていない」ので、物事の好き嫌いを含めての自己意識を持ってはいないのですが、成長とともにどんどん獲得していくものであります。
人は「人との関わりの中で」自尊心を持ったり、自分自身に誇りを持っていくものであります。
そして、そんな自己認識は人によって違います。
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自己は家庭および周囲の環境を通して形成されます。
例)「私は日本人である。」「私は○○が好き。」など。
たとえば、同じような容姿や才能であっても…
その人にとっての幸せな環境に恵まれれば「良き自己イメージ」を抱きます。
例) 「何の根拠もないけど、上手くいくに決まっている。」と常に感じる。
その人にとっての良からぬ環境であれば「悪い自己イメージ」を抱きます。 例) 「どうせ上手く行くわけないし…。」と常に感じる。
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カウンセリングを利用する相談者は、たとえどんなに素晴らしい人であっても(どんな人であっても素敵な部分というのはあるものですが
★)悩んでいる最中というのは「自己評価が低くなっている」ことが多いものです。
そんな際には、カウンセリングをぜひ利用し、自己評価を高め(元々高い人にはもっと高く!笑)もっともっと幸せな状況を目指しましょう
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満たされない気持ちと承認欲求
アメリカの心理学者、アブラハム・マズローは、人の基本的欲求は下記の5つの段階を経て、進んでいくことを提唱しました。
生理的欲求食欲、睡眠欲など
安全の欲求
安心して暮らす欲求
所属と愛の欲求
家族や友人、職場環境などに恵まれる欲求
承認の欲求
他者から認められたい、褒められたい欲求
自己実現の欲求
自分が持っている本来の可能性や個性に気付き、それを成長させたい欲求。
もしも、の承認欲求にとらわれすぎている場合、の自己実現には、なかなか向かうことができません。
承認欲求とは、「頑張りを認めてもらいたい」「ほめられたい」「認められたい」「尊敬されたい」「すごいと思われたい」「大切に扱われたい」「いいねやコメントがたくさんほしい!」と、自己顕示欲求にさいなまされ、自分の本当の気持ちよりも、「他の人にこうして欲しい」と、他人軸にフォーカスしている状態です。
たとえば、「インスタやYouTube、ツイッターに投稿した写真や動画、文章の反応が気になって仕方がない」など。あげくのはてには、他者との比較で落ち込んでしまうこともあります。
そんな自己承認欲求でお悩みの際には、ぜひカウンセリングをご利用ください。自分で自分を認められる、私らしさを目指しましょう。