「愛とは、母性」と、とらえている人は、多いのです。
「母性愛がもっと欲しかった!」なんて人は、周囲の人から愛=母性を、もらおうとしすぎて、「やっぱり、もらえなかった!」と先走っては、波乱万丈な愛憎劇を、繰り返すこともあります。
とりわけ、日本では、欧米などと比較すれば、「母性信仰」がきわだっている傾向があります。
理想の母とは、「構ってくれて、何かをしてくれる存在」といった「思い込み」を持つ人は多いです。
「母からしてもらえなかった!」なトラウマにとらわれすぎれば、他者から「何かをしてもらおうとしすぎる」重い人になってしまうこともあります。